6月4日は厚生労働省が定める「虫歯予防デー」です。6月4日~10日は歯とお口の健康週間となっています。なので、当院の猫たちの口腔内を酒巻獣医師に診察してもらいました。
当院の院長は獣医学博士として口腔内の治療に力を入れております。そんな院長から皆さまに「虫歯予防デー」のメッセージです。
「わんちゃんは虫歯がほとんど見られず、ねこちゃんは虫歯になりませんが、いずれも歯周病がとても多いです。人と違い口腔内がアルカリ性のため虫歯菌が繁殖しにくく、歯周病が進行しやすい環境となっています。歯周病は歯垢中の細菌による歯の周りの病気、つまり歯肉や歯を支える組織(セメント質・歯根膜・歯槽骨)に問題を抱えてしまい、歯肉が腫れて時々出血もみられるようになります。歯周病を放置することで口腔鼻腔瘻といって上顎の骨が溶けて鼻と口がつながってしまい鼻汁やくしゃみを認めたり、外歯瘻といって歯周病による歯根周囲まで炎症が進行し目の下や顎の皮膚に穴が開いて膿が出ることもあります。また小型犬では下顎の歯周病により下顎の骨が溶けて下顎の骨折を引き起こすこともあります。これらの状態では痛みもあり精神的にも肉体的にも苦しいです。口の中が痛いのはとてもつらいですね。当院は歯科に特化した病院として県外からも多くのわんちゃん・ねこちゃんが来院されます。お口の健康が全身の健康の第一歩です。
大切な家族であるわんちゃん・ねこちゃんの健康を守るためにも口腔内の検診と日々の歯みがきをおすすめしています。」
歯みがきについてはまたの機会に投稿したいと思います。
もちろん、飼い主さまもご自分の歯を大切にしてくださいね。
関 依子



