ワンちゃん達の各種予防の季節を迎え、毎日慌ただしいフジタ動物病院ですが、皆さまお変わりなくお過ごしですか? 動物看護師・関依子です。
以前のブログでもお話しさせていただきましたが、私は趣味で乗馬をやっています。乗馬といっても、馬を乗りこなそうとはあまり思わず、馬と仲良くなりたくて通っているようなものです。馬を身近な存在にしたいのです。
4月、私が通う乗馬クラブに引退馬・療養が必要な馬が過ごせるホースファームが関西に出来ました。
今までは引退馬を外部の施設に預けていたそうですが、乗馬クラブスタッフさんたちからの熱望もあり、念願の自社ホースファームの開設。引退した馬たちにいつでも会いに行くことが出来ます。
私が通う乗馬クラブでは、馬をとても大切にしていて健康管理はもちろん、1ヶ月に仕事(レッスン)に出る時間が決められ労働過多にならないよう調整されています。高齢の馬は負担にならないよう時間数は少なくなり、やがて引退となります。
乗馬クラブに通うごとに“お気に入り”の馬ができ、その子に会いたくて通ってしまう会員さんもたくさんいます。私もそうです。
私のいちばんお気に入りの馬は、今年2月急に体調を崩し治療の甲斐なく、亡くなりました。小さな傷がもとで亡くなる馬や、少し痛めた足のせいで体調不良になり亡くなる馬もいます。身体が大きい馬だから頑丈といったことはなく、命の儚さは他の動物とも人とも同じです。
仕事柄、命の重さ儚さは良くわかっているつもりです。人より寿命の短い動物たち、一緒に過ごせるひと時を大事に大事に、心に幸せが響くよう大切に過ごしたいと思います。
大好きだった馬。
一緒に過ごした時間は短かったですが
かけがえのない大切なものです。
ふざけているのではありません。
彼は至って真面目です。
レッスンに集中すればするほど舌が
出てしまいます。ふっしぎー☆