乳歯が残っていることを乳歯遺残といいます。乳歯から永久歯への交換は通常、犬・猫とも約3カ月齢に始まり、7カ月齢までにほとんどが永久歯に交換されます。
乳歯が残っていると…
- 永久歯が異常な位置に生えてしまうので、歯並びが悪くなります
- 歯と歯がぶつかったり、歯が当たり粘膜が傷ついてしまうこともあります
- 歯と歯が並んで生えていると歯垢歯石がつきやすく、歯周病が悪化する原因になります
7ヶ月を過ぎても乳歯が脱落しないようなら、乳歯は抜く必要があります。特に小型犬では乳歯遺残が多くみられます

【治療前】永久歯と乳歯の間に汚れが溜まっています 
【治療後】
乳歯遺残による不正咬合
6か月齢の時に乳歯がまだ残っている場合には、乳歯を抜いて歯並びを矯正できる可能性があります。それにはタイミングがとても重要で、成犬になってからだと矯正が難しくなります。そのため、小さい頃から口の中をチェックしていくことが重要です

【矯正前】乳歯があり、下顎永久犬歯が内側に生えてきています 
【矯正後】下顎永久犬歯が正しい位置にでてきました