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フジタ通信 7月号

今年も暑い夏がやってきました!7月といったら気をつけなくてはいけないのが熱中症です。
人間ももちろんですが、ワンちゃん・ネコちゃんも熱中症に気をつけなければなりません。

今月のフジタ通信は熱中症についてご紹介します。

熱中症とは…

高温と多湿の環境下における、高体温および脱水によって生じる全身性疾患のことを指します。

ワンちゃん・ネコちゃんの熱中症の原因は下記のものが挙げられます。
①高温多湿環境に長時間いること
②熱を体の外に出していく機能の低下
③過度の運動

これらのほかにも短頭種、肥満、大型犬などの身体的特徴や、心疾患、呼吸器疾患などの病気が要因になる場合があります。

症状

熱中症の臨床症状としては、粘膜の充血、頻脈、パンティング(ハァハァと口を開けてあえぐ)などがみられます。
より症状が重篤化すると、虚脱、運動失調、嘔吐、下痢、流涎、意識消失、発作などが認められます。
最悪の場合、死に至ってしまいます。

熱中症になってしまったら…

ご自宅でできる熱中症の際の応急処置をご紹介します。

体温が40.5℃以下で意識がはっきりしている場合
  • 風通しの良い場所や、冷房が効いた場所に移す
  • 水を十分に飲ませる
体温が40.5℃以上で意識が低下している場合
  • 水道水で体を濡らすか、水で濡らしたタオルで全身を包む
  • 水で濡らした上から、扇風機などで風を当てて冷却する
  • 意識がない場合は重症度が高い状態が考えられます。この場合はできるだけ早く動物病院への受診をおすすめします。
    病院への移動中も、車内の冷房や車の窓からの風を利用して冷却処置を続けて下さい。

上記の処置はあくまで熱中症が疑われる場合のご自宅でできる応急処置です。
状態により病院での治療が早急に必要になることがあります。

ワンちゃん・ネコちゃんの様子に異変がある際には、まずはかかりつけの動物病院にご相談して下さいね。